一般社団法人日本二輪車オークション協会(以下JABA、会長 金島 雅哉)は、二輪車等の流通の健全な発展と社会及び公共の利益に寄与する事を目的に活動しておりますが、未だ走行距離計の巻き戻し行為による走行距離数の不当表示が行われている事から、こうした行為の抑止、撲滅に向け、今後はJABAが運営する走行距離管理システムで蓄積されたデータを定期的に監視し、本システム上にて走行距離数の減少が発生した場合は“メーター改ざん行為”とみなし、JABA加盟オークション会場へ通知し、その出品店へ警告文書の発送をする事とします。
又、景品表示法を根拠とする二輪自動車公正競争規約に則り、走行距離数の過少表示抑止、撲滅につなげるものとして、消費者庁及び自動車公正取引協議会とも積極的に協力し、情報の提供をはじめとする連携した動きがとれる様取り組んでまいります。
JABA走行距離管理システムには、JABA加盟オークション会場を流通した車輌情報が、運用を開始した平成15年6月より年間平均約25万台登録され、平成25年末現在累計約250万台の車輌情報が蓄積されています。